【不動3番 最明寺】北条時頼ゆかりの地!「開運不動」と不動慧童子

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不動3番最明寺の境内
不動3番 最明寺の境内

不動2番から車で約15分。観光名所「うだつの町並み」で知られる美馬市脇町(わきまち)に、不動3番・最明寺(さいみょうじ)があります。

ここは鎌倉幕府の名執権・北条時頼(ほうじょうときより)が、出家後に「最明寺入道」となって諸国を行脚した際に訪れたとされる伝説の地です。
「萩(はぎ)の寺」としても名高く、秋には美しい花が境内を彩り、守り本尊「不動慧童子(ふどうえどうじ)」が巡礼者を静かに迎えてくれます。

山号・院号 弥天山 常光院(みてんざん じょうこういん)
寺名 最明寺(さいみょうじ)
宗派 真言宗大覚寺派
御本尊(不動) 開運不動明王(かいうんふどうみょうおう)
守り本尊(童子) 不動慧童子(ふどうえどうじ)
御真言(童子) オン シュマリ バサラ ダンカン

不動3番・最明寺の歴史と縁起

天平年間(729〜748年)に創建されたと伝わる古刹です。もともとは現在の場所よりも北東へ約200メートル離れた「野谷淵東側(のたにふちひがしがわ)」に位置し、当時は「西光寺」と号していました。

その後、江戸時代の初期に現在の場所へ移築されましたが、この場所はかつて鎌倉時代に「最明寺入道(北条時頼)」がこの地を訪れた際に建立した「最明寺」の跡地であったとされています。
この縁により、寺号を「最明寺」と改めたと伝えられ、境内には時頼公ゆかりの伝説が残っています。

現在の本堂は明治11年(1878年)の火災による焼失後、再建されたものです。境内には、国指定重要文化財である「毘沙門天立像」をはじめ、県指定文化財の阿弥陀如来座像や地蔵菩薩像など、貴重な寺宝が安置されています。

境内の見どころ:童子と萩と歴史

山門をくぐると、手入れの行き届いた美しい庭園が広がり、四季折々の表情を見せてくれます。

1. 守り本尊「不動慧童子(ふどうえどうじ)」

最明寺が担当する三十六童子は、第3番目の「不動慧童子」です。
「慧(え)」は知恵を表し、物事の道理を見抜く賢さを象徴しています。お不動様の知恵を授かり、迷いを断ち切って開運へと導いてくれる頼もしい童子です。

2. 秋を彩る「萩の寺」

最明寺は「萩の寺」として親しまれており、秋になると境内には赤や白の萩の花が咲き乱れます。
この萩は、諸願成就祈願の道場としての信仰を集めるこのお寺を、より一層風情あるものにしています。

3. 重要文化財と「開運不動」

古くから「開運不動」として信仰を集めており、運を開き、福を招くご利益があるとされています。
また、収蔵庫に祀られている国指定重要文化財の毘沙門天立像は、鎌倉時代の作風を伝える貴重な仏像であり、歴史ファン必見のスポットです。

御朱印・納経について

参拝後は納経所へ。不動霊場の専用納経帳に御朱印をいただきます。
こちらで授与される御影(おみえ)には、不動慧童子のお姿が描かれています。

アクセス・駐車場・参拝案内

  • 所在地: 徳島県美馬市脇町西上野
  • 電話番号: 0883-52-1594
  • 交通機関: JR徳島線「穴吹駅」から約4km。タクシー利用が便利です。
  • 駐車場: あり(無料)。駐車場から境内までは徒歩約1分です。
  • 次の不動札所へ: 第4番「箸蔵寺(はしくらじ)」までは約30km。車で約40分。三好市池田町へ向かいます。

まとめ:歴史のロマンと花の癒やし

不動3番・最明寺は、北条時頼の伝説と、美しい自然が調和した心安らぐお寺です。 不動慧童子の知恵を授かり、萩の花に癒やされた後は、ぜひ近くの「うだつの町並み」も散策してみてください。

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