【不動15番 極楽寺】太平洋を望む波切不動!師子慧童子と安芸の祈り

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不動15番極楽寺の境内
不動15番 極楽寺の境内

不動14番から大きく移動し、高知県安芸市(あきし)へ。雄大な太平洋を見下ろす断崖の上に、不動15番・極楽寺(ごくらくじ)があります。

境内からは海が一望でき、波を切って進む船の安全を守る「波切(なみきり)不動明王」をご本尊としています。
守り本尊「師子慧童子(ししえどうじ)」のご加護を受け、潮風を感じながら祈りを捧げる、安芸の国の聖地をご案内します。

山号・院号 八流山(やながれさん)
寺名 極楽寺(ごくらくじ)
宗派 真言宗醍醐派
御本尊(不動) 波切不動明王(なみきりふどうみょうおう)
守り本尊(童子) 師子慧童子(ししえどうじ)
御真言(童子) オン マイ タリヤ ソワカ

不動15番・極楽寺の歴史と縁起

境内から雄大な太平洋を望む極楽寺は、千丈岩(せんじょういわ)という岩場に建っており、弘法大師が修行された場所と伝わります。大正12年(1923年)この霊跡に、先住僧師が民衆の幸福、航海安全、病気平癒、家内安全等の祈願のため、一願不動尊を刻み安置し創建したといいます。

この辺りは、戦国大名・安芸国虎(あきくにとら)が長宗我部元親に敗れた八流(やながれ)古戦場としても知られています。
安芸市は、童謡作曲家・弘田龍太郎の生誕地であり、「雨」や「金魚の昼寝」などの曲碑が遍路道に建立されています。

境内の見どころ:童子と海の絶景

国道55号線サイクリングロード遍路道沿いにあり、海からの風が心地よい場所です。

1. 守り本尊「師子慧童子(ししえどうじ)」

極楽寺が担当する三十六童子は、第15番目の「師子慧童子」です。
獅子(ライオン)のような勇気と、仏の深い知恵(慧)を併せ持ち、迷える人々を力強く導いてくれる童子です。その勇猛な力で、私たちの前に立ちはだかる困難を打ち砕いてくれるでしょう。

2. 断崖から海岸線を見下ろす絶景

境内からは、土佐湾の美しい海岸線と水平線を一望することができます。
かつて弘法大師もこの景色を見て修行されたのかもしれません。自然の雄大さに触れ、心をリセットするのに最適なロケーションです。

3. 一願不動尊と波切不動

本尊の「波切不動明王」は、航海安全の守り神として漁師や船乗りから篤く信仰されています。
また、「一願不動尊」として、一つの願い事を一心に祈れば叶えてくださるとも言われており、多くの参拝者が切実な願いを託しに訪れます。

御朱印・納経について

参拝後は納経所へ。不動霊場の専用納経帳に御朱印をいただきます。
こちらで授与される御影(おみえ)には、師子慧童子のお姿が描かれています。

アクセス・駐車場・参拝案内

  • 所在地: 高知県安芸市赤野甲1771-1
  • 電話番号: 0887-35-5612
  • 交通機関: 土佐くろしお鉄道「穴内駅」より約2km。
  • 駐車場: あり(無料)。境内に隣接しています。
  • 次の不動札所へ: 第16番「極楽寺(ごくらくじ)」までは約35km。※同じ寺名ですが、次は高知市の極楽寺へ向かいます。

まとめ:海を見守る不動の力と安芸の風情

不動15番・極楽寺は、太平洋の絶景と、波切不動の力強い守護を感じられるお寺です。 師子慧童子のご加護を受け、安芸の歴史や文化にも触れながら、次の霊場への旅路を進めてください。

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