【別格19番 香西寺】香西氏の菩提寺!勝運の毘沙門天とぼけ封じ観音

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別格19番香西寺の境内
別格19番 香西寺の境内

別格18番から約25キロ。高松市の中心部に近い香西(こうざい)地区に、別格19番・香西寺(こうざいじ)があります。

ここは奈良時代に行基菩薩によって開かれ、後にこの地を治めた豪族・香西氏(こうざいし)の菩提寺として栄えました。
本尊の延命地蔵菩薩に加え、勝負運の神様として知られる「毘沙門天」も篤く信仰されており、歴史とパワーを感じられるスポットです。

山号・院号 別宮山 金剛院(べっくざん こんごういん)
宗派 真言宗醍醐派
御本尊 延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)
開基 行基菩薩
御真言 オン・カカカ・ビ・サンマエイ・ソワカ
御詠歌 わがひとり 長(なが)き迷(まよ)いの 路(みち)をきて 今日(きょう)ぞ香西(こうざい)の 寺(てら)に会(あ)うかな (意味:私は一人、長い迷いの道を歩んできたが、今日ようやくこの香西寺に巡り会い、救いの光を見出すことができた)

別格19番・香西寺の歴史と縁起

天平年間(729〜749年)、行基菩薩が「勝賀山(かつがやま)」の麓に船を繋ぎ、その山上で寺を開いたのが始まりとされます。
その後、弘法大師が再興し、地蔵菩薩と毘沙門天を安置しました。

鎌倉時代以降、この地域の有力豪族であった香西氏が寺を深く崇敬し、現在の場所に移して菩提寺としました。
かつては塔頭(たっちゅう)寺院をいくつも抱える大寺院でしたが、戦国時代の兵火で焼失。現在の建物は江戸時代以降に再建されたものです。

境内の見どころ:勝運と健康の仏様

市街地の中にありながら、境内は手入れが行き届き、静寂で落ち着いた雰囲気です。

1. 勝運を授ける「毘沙門堂」

本堂の隣にある「毘沙門堂」には、弘法大師作と伝わる毘沙門天が祀られています。
「香西の毘沙門さん」として親しまれ、勝負事や商売繁盛、厄除けの神様として信仰されています。堂々たるお堂の姿は必見です。

2. 健康長寿「ぼけ封じ観音」

境内には、優しく微笑む「ぼけ封じ観音」の石像があります。
お年寄りやその家族が、健康で長生きできるようにと手を合わせる姿が多く見られます。心身の健康を願う癒やしのスポットです。

3. 不動明王と「新四国曼荼羅霊場」

香西寺は「四国別格二十霊場」だけでなく、「新四国曼荼羅霊場」の第13番札所でもあります。
不動明王を祀るお堂もあり、様々な仏様のご利益を一度にいただける、ありがたい場所です。

御朱印・納経について

参拝後は納経所へ。別格霊場の御朱印をいただきます。
御影(おみえ)には、地蔵菩薩のお姿が描かれています。また、毘沙門天にちなんだ勝守りなども授与されています。

アクセス・駐車場・参拝案内

  • 所在地: 香川県高松市香西西町211
  • 位置関係: 八十八ヶ所第82番・根香寺の麓(北側)に位置します。高松市中心部からは車で15分ほどです。
  • 別格18番からの距離: 別格18番・海岸寺から車で約40分。海沿いのさぬき浜街道を東へ進みます。
  • 駐車場: あり(無料)。山門の前に駐車場があります。
  • 次の別格札所へ: 別格第20番「大瀧寺(おおたきじ)」までは約38km。高松空港のさらに南、徳島県境にある標高900m超の山頂を目指します。別格霊場最後の難所です。

まとめ:迷いの路を抜けて出会う寺

別格19番・香西寺は、御詠歌にあるように「長い迷いの路」の果てにたどり着く、心の安らぎ処です。 毘沙門天の力強さと地蔵菩薩の優しさに触れ、いよいよ最後の別格霊場・大瀧寺へのエネルギーを充填してください。

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