【不動33番 浄土寺】災難を除く雷不動!普香王童子と8mの巨大像

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不動33番浄土寺の境内
不動33番 浄土寺の境内

不動32番から東へ約16キロ。香川県木田郡三木町(みきちょう)の田園風景の中に、不動33番・浄土寺(じょうどじ)があります。

第18番札所(愛媛県東温市)と同じ名前ですが、こちらは「雷(かみなり)不動」の愛称で知られるお寺です。
境内には高さ8メートルもの巨大な不動明王像が立ち、守り本尊「普香王童子(ふこうおうどうじ)」と共に、降りかかる災厄(雷)から人々を守ってくれています。

山号・院号 高木山 十楽院(たかぎさん じゅうらくいん)
寺名 浄土寺(じょうどじ)
宗派 真言宗善通寺派
御本尊(不動) 雷不動明王(かみなりふどうみょうおう)
※本堂本尊は阿弥陀如来
守り本尊(童子) 普香王童子(ふこうおうどうじ)
御真言(童子) オン アイ ビシニヤ ハッタ ハッタ ソワカ

不動33番・浄土寺の歴史と縁起

承平6年(937年)9月、明晦上人(みょうかいしょうにん)が開山しました。当初は現在地の東北に位置する「海上(かいじょう)八幡神社」の別当として建立されましたが、後に現在地へ移転・安置されたと伝えられています。

当山には、高さ8メートルもの「不動明王」が境内の入口右手に立っており、「雷(かみなり)不動」と呼ばれています。
「火急に降り注ぐ災難(雷撃)を除く」といわれ、雷が落ちるような突発的な災厄や、衆生の頭上に降りかかる苦難を、その力強いパワー(衆生力)で救ってくださると信仰されています。

境内の見どころ:童子と巨大不動尊

ことでん長尾線の線路沿いにあり、電車からも見える巨大なお不動様が目印です。

1. 守り本尊「普香王童子(ふこうおうどうじ)」

浄土寺が担当する三十六童子は、第33番目の「普香王童子」です。
「普(あまね)く香る王」という名の通り、仏の徳や慈悲の香りを世界中に広め、人々の心を清らかにする童子です。その香りに触れることで、心の汚れが浄化され、安らぎを得られると言われています。

2. 8メートルの「雷不動」

境内に入ってすぐ右手にそびえ立つ、高さ8メートルの不動明王像は圧巻です。
雨を乞い、雷(災難)を落とすのではなく「除く」お不動様として、地域の人々を長年守り続けています。また、一階右壁面には小さな「雷不動明王」も多数並び、荘厳な雰囲気が漂います。

3. 鎌倉時代の阿弥陀三尊

本堂には、鎌倉時代の作といわれる「阿弥陀三尊像(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩)」が安置されています。
快慶風の美しい作風で、地蔵菩薩像と共に並ぶ姿は、見る人の心に静かな感動を与えてくれます。

御朱印・納経について

参拝後は納経所へ。不動霊場の専用納経帳に御朱印をいただきます。
こちらで授与される御影(おみえ)には、普香王童子のお姿が描かれています。

アクセス・駐車場・参拝案内

  • 所在地: 香川県木田郡三木町井戸429
  • 電話番号: 087-899-0226
  • 交通機関: 高松琴平電気鉄道(ことでん)長尾線「井戸駅」より徒歩約1分。駅のすぐ近くです。
  • 駐車場: あり(無料)。境内に隣接して駐車場があります。
  • 次の不動札所へ: 第34番「繁昌院(はんじょういん)」までは約8km。さぬき市津田町方面へ向かいます。

まとめ:雷のごとく災いを払う巨大不動

不動33番・浄土寺は、見上げるほど大きな雷不動が、私たちの身に降りかかる災難を除いてくれる頼もしいお寺です。 普香王童子の芳しい徳に包まれ、心身をリフレッシュして、結願に向けて歩みを進めましょう。

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