【不動34番 繁昌院】馬に乗る石仏!善爾師童子と二事不動の霊験

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不動34番繁昌院の境内
不動34番 繁昌院の境内

不動33番から北東へ約8キロ。さぬき市寒川町(さんがわちょう)の静かな集落に、不動34番・繁昌院(はんじょういん)があります。

JR神前(かんざき)駅からも近く、アクセスしやすいこのお寺は、古くから「二事(にじ)不動」と呼ばれ、地域の人々の信仰を集めてきました。
境内には日本に一体しかないと言われる珍しい「馬鳴(めみょう)菩薩」の石仏があり、守り本尊「善爾師童子(ぜんにしどうじ)」と共に、女性の願いや良縁を叶えてくれるスポットとしても知られています。

山号・院号 東流山 神応寺(とうりゅうざん しんおうじ)
寺名 繁昌院(はんじょういん)
宗派 真言宗善通寺派
御本尊(不動) 不動明王(ふどうみょうおう)
通称:二事不動(にじふどう)
守り本尊(童子) 善爾師童子(ぜんにしどうじ)
御真言(童子) オン ハンメイ バザラヤ キシャウン

不動34番・繁昌院の歴史と縁起

江戸時代初期の寛永5年(1628年)に創建されました。本尊の不動明王は「二事不動」とも呼ばれ、方位厄難除け、学業向上、病気平癒等に霊験あらたかと伝わっています。

かつて、当地の城主・安富公の守り本尊として、また近郷の人々からも厚い信仰を集めていました。
現在も「繁昌院」という縁起の良い名前の通り、地域の人々の心の拠り所として大切に守られています。

境内の見どころ:童子と馬鳴菩薩

きれいに整えられた境内は、歴史と珍しい信仰に出会える場所です。

1. 守り本尊「善爾師童子(ぜんにしどうじ)」

繁昌院が担当する三十六童子は、第34番目の「善爾師童子」です。
「善」は良いこと、「師」は導く人を意味します。人々を善い方向へと導き、悪を退ける力を持つ童子です。迷いがある時、この童子に祈れば、正しい判断ができるよう導いてくれるでしょう。

2. 日本一体「馬鳴菩薩(めみょうぼさつ)」

境内に祀られている「馬鳴菩薩」は、馬にまたがった姿をした珍しい石仏で、「日本一体」と紹介されています。

養蚕織物の神として祀られ、衆生に衣服を与える菩薩として信仰されています。
特に女性の願いを叶え、良縁福寿のご利益があるといわれ、パワースポットとして注目されています。

3. 二事不動のご利益

本堂の内陣天井には「一事不動」と書かれた額が掛かっていますが、古くは「二事不動」と呼ばれていました。
方位除けや病気平癒など、生活に密着した切実な願いを受け止めてくれるお不動様として、今も昔も変わらぬ信仰を集めています。

御朱印・納経について

参拝後は納経所へ。不動霊場の専用納経帳に御朱印をいただきます。
こちらで授与される御影(おみえ)には、善爾師童子のお姿が描かれています。

アクセス・駐車場・参拝案内

  • 所在地: 香川県さぬき市寒川町神前1722-1
  • 電話番号: 0879-43-3825
  • 交通機関: JR高徳線「神前(かんざき)駅」より約200m。駅から徒歩ですぐの場所にあります。
  • 駐車場: あり(無料)。境内にありますが、大型車は不可です。
  • 次の不動札所へ: 第35番「厄除不動明王院(やくよけふどうみょうおういん)」までは約25km。高松市牟礼町を経由し、高松市街地方面へ戻ります。

まとめ:女性の味方、馬鳴菩薩に出会う寺

不動34番・繁昌院は、珍しい馬鳴菩薩の石仏と、地域を守る二事不動の信仰が息づくお寺です。 善爾師童子に導かれ、良縁と開運を願って、巡礼の旅もいよいよ大詰めです。

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